定価
適応年齢:2歳〜成人
フルセット(用具、記録用紙、検査法) 110,500円+税
用具(収納バッグ付き)  95,000円+税
用紙(20人分)  7,000円+税
検査法(三冊セット)[理論編・実施編・採点編] 8,500円+税
 
 
 
主な変更点
 
1.子どもの変化、時代の動きに対応
2.検査用具の全面的改訂
3.記録用紙の全面的改訂→アセスメントシート
4.発達状態をチェックできる項目を作成
5.成人の知能を分析的に測定
       
 
 
         
       

定価

25、000円+税
       

「田中ビネー知能検査V」の実施法を、映像を使って分かりやすく解説しました。気になるところからすぐに再生できます。
これから「田中ビネー知能検査」を習得したい方に最適です。

収録内容<本編93分30秒>
Part1 田中ビネー知能検査とは<約11分>
Part2 田中ビネー知能検査Vの概要
     −開始から活用まで−<約22分30秒>
Part3 実施場面<約60分>
 
           
 

  田中ビネー知能検査 V 改訂の趣旨及び改善点

1)現代の子どもの発達に適した尺度

 改訂の最も大きな目的は、時代に即した知能検査の尺度を作成することにあります。
それには、現代の子どもの実態はどうなのか、また知的発達にどんな変化が起こっているのかを検証する必要があります。これこそが標準化作業の目的と意義です。
 今回の調査で得られた結論は、ほとんどの問題で加速化現象がみられたことです。つまり、15年前(1987年版当時) よりも現代っ子の知的発達は促進していることが検証されました。もちろん詳細な分析からは違う側面もみられますが、全体的にはことばも手先も低下していませんでした。

2)1987年版をほぼ踏襲

 1987年版は過去の検査法を土台として厳選され、優れた問題構成でした。したがって、1987年版を踏襲することを改訂の基盤としました。ビネーが創作した問題は、一世紀を超えた今でも全く変更を必要としないものが多く、 知能発達の測度として大変有効であることが改めて確認されたのです。

3)検査用具の一新(図版のカラー化・用具の大型化)

 絵のカラー化や時代にそぐわない材料を描き直す必要性があることから、図版は全面的に描き換えられました。 また、幼児が扱うには小さすぎるご石は木製のチップにしたり、はめこみ板の大きさも握りやすい厚さや大きさにするなど、すべての用具の見直しをしました。
 一方、低年齢級で使用する用具(発達チェック用など)で今までになかった新しい物は、何度も検討し、試作を繰り返 ながらよりよいものに改善していきました。

4)アセスメントシートの採用

 田中ビネー知能検査Xでは、子ども(被検査者)が直接描き込む用紙(テスティペーパー)を記録用紙から切り離し、 別冊で使えるようにしました。その他にも子ども(被検査者)の様子をより観察しやすいように、観察記録欄を充実するなどさまざまな工夫がなされています。なかでも、見開きページで検査結果が一望できるアセスメントシートの採用は画期的な改訂点といえます。
 子ども(被検査者)の発達状態の分析をしたり、援助者どうしが今後のケアを検討するときにも、このアセスメントシ ートがきちんと記述されているならば、情報が整理されて有効な資料となるでしょう。

5)1歳級以下の発達を捉える指標「発達チェック」

 以前から田中ビネー知能検査法の利用者から、「1歳級の問題でも歯が立たない子ども、基底年齢を1歳とすることができない子どもへのケアの指標となるものがほしい」との要望が寄せられていました。
 今回は「発達チェック」項目とし、参考の指標として位置づけることにしました。また、田中ビネー知能検査Xの適用年齢は2歳から成人であることも従来どおりです。よって「発達チェック」は、2歳以上の子どもたちをフォローするための指標であるとの認識で使用してください。

6)IQかDIQか

 次に、検査結果の表示を従来のIQ(知能指数)やMA(精神年齢)で表すか否かです。
 現在、日本で発刊されている知能検査のほとんどが偏差知能指数(DIQ)を採用し、同年齢集団の中での相対評価で知的発達を捉えようとしています。また、知能を分析的に診断する傾向にあり、結果もプロフィール等で表示する構成となっています。このようなことから、成人(実際には14歳以上)に対しては精神年齢を算出しない。また、評価の基準を従来の IQではなくDIQで示すことにした。(※例外的に行政上の措置に対応するための生活年齢修正表はございます。)
 一方、2〜13歳までについては精神年齢を算出する。IQも原則として従来どおりのIQとしました。

7)成人の知能を分析的に測定

 知能は加齢に伴って分化する傾向にあり、因子構造的な捉え方が必要となってきます。したがって、成人級の問題は1987年版を基盤としながらも因子構造的な知能の診断ができるように、新作問題を加えて再構成することにしました。
 調査以前の段階では仮説は立てたものの、再構成した問題群が各因子にきれいに分かれるか否かは不明でした。もし分かれなければ、総合的なDIQを算出するのみに留めようと考えていました。しかし、調査結果を分析したところ、4つの因子に分かれていました。これらの因子の名称は、「結晶性領域」「流動性領域」「記憶領域」「論理推理領域」の4領域です。
 以上のことから、成人級においては各領域ごとの評価点や領域別DIQ、総合DIQを算出し、プロフィール等で各人の特徴を示すことにしました。
 
 
     
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